あなたは、サラダやスープなどにトッピングされている、サイコロ状の形をしたクルトンという食べ物をご存じですか?
今回は、クルトンが何なのか、なぜサラダやスープに入れるようになったのかをご紹介します。
クルトンって何?
「クルトン」とは、シーザーサラダやポタージュスープに入っていて、小さく四角く切ったパンのトッピングのことです。
カリカリしていて歯ごたえがある食べ物で、パンの耳などの固い部分を意味するフランス語のクルート(croûte)が語源です。
フランス語や英語ではクルトン(crouton)、イタリア語ではクロスティーノ(crostino)、中国語では、面包丁(Miàn bāodīng)と言います。
クルトンをシーザーサラダに入れる理由は?
シーザーサラダと言えば、クルトンがのっているイメージですよね。
では、クルトンをシーザーサラダに入れる理由は何なのでしょうか?
実は、シーザーサラダとは、クルトンが入っているサラダのことを指します。
レタスと一緒にフレンチドレッシングを混ぜて、粉チーズをかけたものなんです。
つまり、クルトンが入っていないと、シーザーサラダとは言えないんです。
だから、他のサラダの上にクルトンがのっているのは、シーザーサラダの影響かも!
クルトンはスープに必要なもの?
切ったパンをカリカリに焼いたり、揚げたりして作られるクルトンですが、なぜスープのトッピングで必要な食べ物になったのか、理由を調べてみました。
その理由は、食習慣から来ています。きっかけは、硬くなったパンを美味しく食べるためでした。
昔のパンは、窯で焼いていたので、火加減により硬いパンが出来てしまいました。それを美味しく食べるために、スープをかけて柔らかくしていました。
そして時は流れ、コース料理で出されたスープをすぐに飲まない人のため、クルトンを浮き実として浮かべ、クルトンが沈まないうちにスープを飲んでもらうように工夫されるようになりました。
まとめ
クルトンとは、サラダやスープに入っている小さなサイコロ状でカリカリしたパンのこと。
パンの耳などの固い部分を意味するフランス語のクルート(croûte)が語源。
シーザーサラダとは、クルトンとレタス、フレンチドレッシングと粉チーズが入っているサラダのことを言う。
スープに入ったクルトンは、スープを早く飲んでもらうために工夫されたもの。
以上が、クルトンが料理で必要とされている理由です。
クルトンの話をしていたら、カリカリのクルトンが入った、シーザーサラダやスープを飲みたくなっちゃいました!
今から食べてきます♪♪
それではっ!!
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